オートデスク(鬼澤盛夫社長)は、製品開発プロセスや工場レイアウトを見える化・シミュレーションする製造業向けソフトウェアのスイート製品として、プロダクトを開発するデザイナーや設計者向けの「Product Design Suite」と、工場設計関係者向けの「Factory Design Suite」を、5月20日から順次発売する。

 コンセプトや設計、シミュレーション、ドキュメンテーションなど、さまざまな単品の製品を、スイートのかたちにまとめて提供。製造ソリューション本部の大谷修造部長は、「スイートとして提供することで、購入・導入コストなど、ユーザー企業の負荷を軽減する。導入のしやすさを武器として、製造業向けソフトの競争が激しいなかで、当社の優位性を構築していきたい」と語る。

 「Product Design Suite」は、図面作成/プレゼンテーション用のStandard版、3Dによるメカニカル設計/ビジュアルコミュニケーションができるPremium版、高度な製品設計を実現するUltimate版の三つをラインアップする。価格は84万5250円から。

 「Factory Design Suite」は、ユーザー向けファクトリーレイアウト設計用のStandard版、3Dビジュアルレイアウト/ビジュアライゼーション機能を備えたPremium版、高度なファクトリーレイアウト/設備設計機能をもつUltimate版の三つをラインアップする。価格は84万5250円から。

 このほか、製造業向け3Dデザイン・エンジニアリングソフトとして、正確な3Dモデル作成ができる「Alias 2012」、3Dメカニカル設計などの基本機能を備えた「Inventor 2012」、組み立て指示書や操作手順書などのドキュメント作成ができる「Inventor Publisher 2012」、エンジニアリングデータや文書管理用の「Vault 2012」を発売する。(ゼンフ ミシャ)

製造ソリューション本部の大谷修造部長