ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(本富顕弘社長)は、4月28日、パートナー向けイベント「Watch Guard Partner Forum 2011」を東京・UDXカンファレンスで開催。本富社長は、2010年の実績と2011年に推進する戦略について明らかにした。

本富顕弘社長
 本富社長は冒頭、「2010年度は日本で最高売上高を達成することができた」と実績に言及した。売上構成の内訳は、50%がUTM(統合脅威管理)関連であり、後の50%が日本法人で独自に立ち上げた同社のUTMアプライアンスを活用したセキュリティ管理サービスだった。

 とくに販売を伸ばしたのが、中小企業向けの次世代型UTM製品「XTM 2 Series」「XTM 5Series」だった。また、日本でソリューション開発にも力を入れ、クラウド型の認証ソフトウェアとのバンドルソリューションをリリースするなど、精力的な活動を展開してきた。

 2011年はクラウド上にある評価DBを活用して脅威を判断する「Reputation Enabled Defense(RED)」と、アプリケーションを可視化し、ユーザー単体もしくはグループごとに柔軟な制御を行う「アプリケーション・コントロール」の仕組みを製品に搭載する。「アプリケーション・コントロール」は1800のアプリケーションを2500のシグネチャで制御する仕組み。ミクシィ、グリーなどの日本固有のアプリケーションにも順次対応を予定している。また、「XTM」の新しい製品の投入も計画している。

 昨年はセキュリティ管理サービスが伸びたことから、本富社長は「今年も、製品の販売からサービスとして展開していくサービスビジネスモデルを推進する」とコメントした。(鍋島蓉子)