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本富顕弘社長 |
とくに販売を伸ばしたのが、中小企業向けの次世代型UTM製品「XTM 2 Series」「XTM 5Series」だった。また、日本でソリューション開発にも力を入れ、クラウド型の認証ソフトウェアとのバンドルソリューションをリリースするなど、精力的な活動を展開してきた。
2011年はクラウド上にある評価DBを活用して脅威を判断する「Reputation Enabled Defense(RED)」と、アプリケーションを可視化し、ユーザー単体もしくはグループごとに柔軟な制御を行う「アプリケーション・コントロール」の仕組みを製品に搭載する。「アプリケーション・コントロール」は1800のアプリケーションを2500のシグネチャで制御する仕組み。ミクシィ、グリーなどの日本固有のアプリケーションにも順次対応を予定している。また、「XTM」の新しい製品の投入も計画している。
昨年はセキュリティ管理サービスが伸びたことから、本富社長は「今年も、製品の販売からサービスとして展開していくサービスビジネスモデルを推進する」とコメントした。(鍋島蓉子)