IDC Japan(竹内正人代表取締役)は、6月1日、外付けディスクストレージシステムの国内市場予測数値を発表した。

 2011年の市場規模は、東日本大震災の影響で前年比6.6%減の1576億1900万円と予測。IDC Japanは、当初、世界的な経済回復などで11年はプラス成長に転じると見ていたが、震災と電力供給不足、サプライチェーンの分断などを理由に下方修正した。セグメント別の売上成長率をみると、メインフレーム・ディスクストレージシステムを前年比15.0%減、オープンシステム向け製品を4.7%減としている。

 ただし、12年からはプラス成長に転換し、10~15年の年平均成長率(CAG)は1.4%、同じ期間での出荷容量のCAGRは46.9%としている。

 IDC Japanの森山正秋・ストレージ/サーバー/HCP/PCsグループディレクターは、「東日本大震災によって顕在化したリスク管理の強化と電力不足への対応という課題は、今年だけにとどまらない。これらの課題は、国内市場で起こり始めていたインフラ利用率の向上や、ストレージの仮想化など、新技術の導入を加速させる可能性をもつ」と話している。(木村剛士)

国内外付型ディスクストレージシステム売上実績と予測