電通国際情報サービス(ISID、釜井節生社長)は、SAPデータ連携フレームワークの最新版「BusinessSPECTRE Ver.3.0(ビジネス・スペクトル)」と最新版「SPECTRE テンプレートVer.3.0」の提供を開始した。

 「BusinessSPECTRE Ver.3.0」の主な特徴は、(1)広域ネットワーク(WAN)経由のデータ転送処理の速度と安定性を向上(2)リアルタイムに近いデータ参照(3)プログラムの完全64bit化で、大量のデータ処理が可能(4)処理ロジックを見直し、データ転送処理の高速化を実現し、並列処理時の安定性を向上。一部のデータ処理は、従来の3倍以上の処理高速化を実現――など。

 「SPECTRE テンプレートVer.3.0」の主な特徴は、(1)定型レポートと分析結果の表示データが日本語、英語、中国語(簡体字)の3か国語に対応(2)会計業務向けのテンプレートで、会計データの集計に際し、複数の異なる勘定階層を柔軟に切り替えて集計――など。

 価格は、「BusinessSPECTRE」のサーバーライセンスが800万円(税別、2CPUまで)、「SPECTRE SD/MM テンプレート(販売・在庫・購買管理業務向け)」一式と「SPECTRE FI/CO テンプレート(財務会計・管理会計業務向け)」一式が、それぞれ200万円。

 「BusinessSPECTRE」は、SAP ERPに蓄積した業務データを容易に抽出することができるデータ連携フレームワーク。とくにBI(ビジネス・インテリジェンス)システムとの連携を短期間に実現できるソリューションとして支持されてきたという。データ活用に必要なパラメータやレポートなどを、「SPECTREテンプレート」を活用することで高品質なBIシステムを短期間で構築できる。(信澤健太)