日本マイクロソフト(樋口泰行社長)は、7月6日、2012年度(12年6月期)の経営方針説明会を開催し、樋口社長が昨年度の実績を振り返ったうえで、今年度の方針を説明した。

 樋口社長は、昨年度の実績について「着実に成長ができた年で、ワールドワイドでもトップレベルの成績を残すことができた」と説明。そのうえで、「『Windows 7』や『Office 2010』の導入は個人・法人を問わず進み、クラウドもラインアップを充実させることができた。富士通やトヨタ自動車など、グローバルレベルでのパートナーシップを築くこともできた」と主なトピックスを話した。

 続いて今年度の重点方針を説明。「デバイス/コンシューマ」「クラウド」「ソリューション」の3点をキーワードに挙げた。「デバイス/コンシューマ」は、今年度新たに加わったキーワードだ。

 「デバイス/コンシューマ」では、7月1日付でコンシューマ事業を統括するコンシューマー&パートナーグループを新設。トップには、米本社に3年ほど在籍していた香山春明執行役常務コンシューマー&パートナーグループ担当が就く体制を敷いた。そのうえで、「Windows Phone」の投入、Windows搭載スレートPCの充実などを図る方針を示した。

 一方、「クラウド」と「ソリューション」では、新たな施策やトピックスはなく、パートナーシップの強化を強調した。クラウド関連ビジネスのパートナー数は「Dynamics」「BPOS」「Windows Azure」「Office 365」を合わせて1025社で、今後さらに増やしていく計画だ。(木村剛士)

恒例の経営方針説明会に登壇した樋口泰行社長