コヨーテポイント・システムズ・ジャパン(小林容樹カントリーマネージャ)は、ADC(アプリケーションデリバリコントローラ)アプライアンス製品「Equalizer」を仮想的に利用できる「Equalizer OnDemand」を発表した。

 「EQ/OS 10プラットフォーム」上で稼動するソフトウェアベースの仮想負荷分散アプライアンス。シングル仮想サーバーインスタンスとしてアプリケーションデリバリの負荷分散と管理機能を提供する。アプリケーションのトラフィック管理の複雑性を排除し、主にVMwareの「ESX/ESXiプラットフォーム」に最適化された「Equalizer」の仮想アプライアンス版となる。

 帯域幅を多く使用するアプリケーション向けに設計し、最大1Gbpsのスループットを実現。最大毎秒10万レイヤ7HTTPリクエスト、最大毎秒5万レイヤ7SSL/HTTPSリクエストを処理することができる。さらに、クラスタごとに512のサーバーに対応しており、クラスタのライセンスは無制限だ。

 また、PHP、ASP、Oracle、Apacheと、SharePoint、Exchange Server、Outlook Web Access、Remote Desktopといったマイクロソフト製品など、あらゆるWeb/HTTPベースのアプリケーションをサポートする。そのほか、SSL VPN、データベースのクラスタリング、eメールサービス、ストリーミングメディアに対応している。

 同時に、コヨーテポイントのグローバルサーバー負荷分散エンジン「Envoy」を仮想化することによって、複数のサイトでのハードウェアアプライアンスを削減し、パフォーマンスを下げることなくアプリケーションの可用性を維持する。

 「Equalizer OnDemand」機能を搭載した「Equalizer」の新OS「EQ/OS 10プラットフォーム」は、日本国内では2012年早春のリリースを予定している。