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コヨーテポイント、米Emergency Reporting社がロードバランサ製品を採用
2011/08/17 10:33
米Emergency Reporting社は、消防局と緊急医療サービス(EMS)の標準データセットを統合し、複雑性を排除した一元システムを提供している。主に消防局や緊急医療サービス(EMS)における緊急電話の一次対応を行う担当者をサポートしているため、ミッションクリティカルなシステムの採用が不可欠となっている。
同社では、今年2月に新しいデータセンターにシステムを移行した際に、低価格なアプライアンスのロードバランサを2台導入したが、品質が災いしてネットワークの問題が頻発したという。
そこで、Webサーバー用ソフトウェア「Microsoft Internet Information Services」上で稼動させている25台のHyper-V(仮想化サーバー)のトラフィックを管理するために、それまで使用していたロードバランサーから、コヨーテポイントの「Equalizer E350GX」へのリプレースを実施。サーバーのCPUに負荷がかかるSSLトランザクションを「Equalizer E350GX」にオフロードすることで、機密情報のセキュリティを確保しつつ、アプリケーションのパフォーマンスとレスポンスタイムのスピードアップに成功した。
なお、「Equalizer E350GX」は、2台のアプライアンスで冗長構成にし、1台をホストスタンバイでバックアップに利用している。
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