日本オラクル(遠藤隆雄社長)は、島津製作所がCRM(顧客情報管理)基盤として、オラクルの自社導入型CRMアプリケーション「Siebel CRM」とSaaS型CRMアプリケーション「Oracle CRM On Demand」の採用を決定したと発表した。

 島津製作所は、オラクルの統合基幹業務システム「Oracle E-Business Suite」による国際財務報告基準(IFRS)対応を進めている。CRMの強化とあわせてIFRSに対応するために、まずは中国で「Oracle CRM On Demand」による営業支援システムを導入。案件情報・顧客情報・売上情報の入力業務を標準化する。

 さらに、中国で増大する顧客の満足度を向上し、継続的なビジネスの伸長を目指して、保守サービス業務の強化を目的に「Siebel CRM」を採用。2月に稼働を開始する予定だ。

 島津製作所は、分析計測機器や医用機器を中心に、グローバルビジネスを展開する製造業。中国とインドを中心に売り上げを伸ばし、販売拠点だけでなく、生産拠点とサービス拠点も拡充している。(信澤健太)