GMOグローバルサイン(中條一郎社長)は、「iPhone」と「iPad」にセキュリティ対策を施す電子証明書発行・管理ツール「マネージドPKI Lite for Mobile Powered by Gleas」を発売した。法人が両端末を導入する動きが強まるとみて商品化した。コストパフォーマンスとシンプルな価格体系、販社が売りやすい再販制度を武器に拡販する。

佐藤浩文部長
 GMOグローバルサインは、情報システムやデバイスへの侵入を防ぐ電子証明書発行・管理サービスを手がける。ユーザー企業・団体のほか、ITサービス会社などに、直販と間接販売で拡販する。とくにホスティング事業者向けの営業に強く「ホスティング事業者向けではトップシェア」(佐藤浩文法人営業部部長)という。

 「マネージドPKI Lite for Mobile Powered by Gleas」は、iPhoneとiPadに電子証明書を組み込むことで、私用のiPhoneなど、電子証明書を発行していない端末からのアクセスを遮断する。万が一、端末を紛失・盗難した場合は、遠隔地から電子証明書を失効させて、正規の端末であってもアクセスを遮断する。このほか、アプリケーションの利用制限設定も一括でできる。価格体系は、初期費用が不要で、発行する電子証明書数に合わせて課金する方式を採る。ユーザーは契約期間を1年、2年または3年から選ぶ。価格は10ライセンスで10万5000円(1年目)。利用を望む企業は、専用のウェブサイトで容易に注文することができ、更新に手間がかからないのが特徴。また、再販するITベンダー向けの販売支援プログラムが充実していることも売りにしている。「プレミアム」「オーセンティック」「セールス」という3種類のプログラムを設定。内容に合わせて優遇措置を変えており、販売額が多い販社を手厚く優遇しながら、電子証明書発行サービスを手がけたことがない販社も容易にビジネス展開できるようハードルの低い条件にしている。(木村剛士)