GMOホスティング＆セキュリティ（GMO-HS）は、GMOインターネットグループのなかで、文字通りホスティングとセキュリティに関するサービスの提供を担う企業だ。

3年後にはクラウド市場でNo.1を目指す

　傘下には、国内では共用ホスティングサービスをはじめ、専用ホスティングサービス、仮想専用ホスティングサービスを提供する@YMC、ワダックス、またSSLサーバー証明書発行サービス、企業実在性認証サービス、認証局ASPサービスを提供するGMOグローバルサイン、トリトンなどのサービス提供企業をもつ。これによって、エントリークラスの共用型ホスティングサービスからエンタープライズクラスのクラウドなどのインフラソリューション、さらにはSSLサーバー証明書、マルウェア検知、ウェブサイトの稼動監視などのセキュリティ分野に至るまで、幅広いサービスラインナップを保有している。利用者の環境や用途に最適なITインフラサービスをワンストップで提供し、15年にわたって培ってきた技術・ノウハウ、そして約13万社を超える運用実績は、GMO-HSの何よりの強みだ。

　1996年のホスティングサービス開始以来、一貫して、簡単に利用でき、安心・安全・確実なITサービスを提供してきた。そのサービスを通じて、国内はもとより海外の事業者のビジネスを支援している。そして、その先にいるエンドユーザーにも「安心」を提供することで、「インターネットの両端を笑顔に」していくことを目指す。

　今後は、エンタープライズ市場への本格参入と、日本から海外へ進出する企業をITインフラからサポートしていく。利用者に最適なIT環境を提供する新しいITサービスを投入し続けていく計画で、とくに現在の共用サーバー、VPS（仮想専用サーバー）、専用サーバーに加え、システム構築や運用管理、障害対応をお客様に代わって請け負うマネージドサーバーなどのホスティングサービスを、パブリック/プライベート/仮想プライベートクラウドへとシフト。3年後にはクラウド市場でNo.1になるというビジョンを掲げている。