日立システムズ(高橋直也社長)は、クラウドサービスを含むアプリケーションの効率的な開発・運用を支援するミドルウェアサービス「App Bridge」のラインアップを強化し、分散処理基盤サービス「App Bridge Executor(アップブリッジエグゼキューター)」を4月に提供する。

 「Windows Azure」をはじめとするパブリッククラウドやオンプレミスなど、分散したIT環境下のシステムを連携させ、コストや運用負荷の軽減、処理能力の向上を支援するサービス。ジョブキュー型のプログラム実行基盤で、プログラムの実行に必要な各種データ(入力ファイル、処理結果など)を「App Bridge Executor」が転送する。通信やデータ転送をインターネット(https)経由で実施するのでVPN接続が不要で、実行プログラムが遅延の影響を受けない。

 パブリッククラウドに対応し、オンプレミスで投入したジョブを「Windows Azure」で実行したり、「Windows Azure」で投入したジョブをオンプレミスで実行したりするなど、パブリッククラウドを活用した業務処理を容易に開発できる。これによって、パブリッククラウド、データセンター、オンプレミスなど、多くのIT環境・拠点を活用したシステムを低コストで構築・運用することができるようになる。

 価格は、月額使用料が1万500円から。同社では、主力事業として強化中であるクラウドサービスの一つとして、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」の下で拡販し、15年度末までに100社への販売を目指す。