日立システムズ(高橋直也社長)は、3月1日、海外に進出する中堅・中小規模の製造業向けに、米PTC(ジェームス・E・へプルマン社長兼CEO)のPLM(製品ライフサイクル管理)システム「Windchill(ウィンチル)」の販売を、日本法人のPTCジャパン(桑原宏昭社長)との協業で開始した。

 「Windchill」は、ウェブ型のシステムで、企画・設計から部材調達、生産、販売、アフターサービスまで、製品のライフサイクルを通じて必要な図面や部品表、関連文書を一元管理し、複数部門で情報を共有することができる。また、多国・多拠点間で効率的に設計業務ができるように、データ転送の効率化機能や多言語表示機能(日本語、英語、中国語など10の国・地域の言語に対応)、多通貨表示機能(円、米ドル、元など10通貨単位で表示)、重要な設計図データを保護する多くの権限設定機能を備えている。

 日立システムズは、海外で豊富な利用実績がある「Windchill」をベースに、これまで培った製造業向け業務システムのノウハウを生かし、日本の製造業固有の業務に対応したシステム構築サービスを提供する。また、製造業として対応が不可欠なREACH規則への対応を支援する化学物質情報管理サービスや、多国・多拠点間でセキュアにデータを連携するネットワークシステム「NETFORWARD」など、関連する製品・サービスをワンストップで提供していく。

 価格は個別見積もり。日立システムズは、主力事業として強化しているグローバルITサービス「GNEXT」の一つとして「Windchill」を拡販し、今後3年間で30社への販売を目指す。