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IBM、米国集中治療医学会に治療情報の収集・分析ツールを納入

2012/03/06 20:07

 米IBM(バージニア・M・ロメッティ社長兼CEO)は、米国集中治療医学会(SCCM)が同社のアナリティクス製品を採用し、学会員や医療関係者によって、全世界の重症患者に効果的な治療を提供する仕組みをつくったと発表した。

 SCCMは、100か国以上の医師や看護師、薬剤師などの医療従事者1万6000人が参加する非営利団体。重症患者の治療の改善を目指し、教育と研究活動を行っている。

 IBMのウェブアナリティクスツールを用いて、鎮静処置や敗血症など、集中治療室(ICU)の臨床的な課題に関する情報を収集・分析。蓄積したデータを解析して相関関係を探り出すデータマイニングを行い、全世界の臨床医や看護師が治療に必要な情報を簡単に入手できるようにする。(ゼンフ ミシャ)
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外部リンク

日本IBM=http://www.ibm.com/jp/ja/