日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、4月13日、ハイブリッドクラウド環境アーキテクチャ「HP Converged Cloud(HPコンバージドクラウド)」を発表した。あわせて、サーバーやストレージなど、日本HPの部門間を横断する「クラウド事業本部」を拡充。プライベートクラウドやパブリッククラウド、従来型のオンプレミス(客先設置)方式など、複数のシステム形態を複合的に運用するハイブリッドクラウド方式でのビジネスに力を入れる。

 「HP Converged Cloud」は、オンプレミスやホスティング、クラウドなどのさまざまな方式で運用されているシステムを、OSS(オープンソースソフト)の「OpenStack(オープンスタック)」をはじめとするグローバルでオープンなアーキテクチャに沿うかたちで統合していくもの。小出社長は、「これまでのベンダーロックされる傾向が一部にあったクラウド戦略とは、大きく考え方が異なる」と胸を張る。オープンなアーキテクチャを使うことで、独自のアーキテクチャに縛られることのないハイブリッド環境の構築ができることを前面に押し出し、差異化を図る。(安藤章司)

「ベンダーロックされることのないオープンなアーキテクチャ」と話す小出伸一社長