NEC(遠藤信博社長)は、ビジネス向けパソコンの新製品として、デスクトップ型の「Mate」とノート型の「VersaPro」、11タイプ31モデルを発売した。

 新モデルでは、昼間の電力ピーク時にバッテリからの電源供給に切り替えて電力を抑えるピークシフト機能を同社デスクトップパソコンで初搭載するなど、節電機能と高速起動を強化した。

 「MateタイプME」では、デスクトップパソコンでもピークシフト機能を利用できるよう、バッテリの内蔵を選択できる。事前設定した時間に、ECOモードに自動切り替えるスケジュール設定に対応。電力会社の電力使用状況情報と連動し、電力使用率が上がるとECOモードやバッテリ動作に自動で切り替えることもできる。

 昼間のバッテリ駆動で消耗したバッテリを、あらかじめ設定した電力需要が少ない夜間に自動的に充電する夜間充電機能や、バッテリ内蔵タイプの場合で不意の停電時に自動的に休止状態に移行する停電時休止機能を備える。

 「VersaPro タイプVD」(3モデル)は、最大約6.7時間の動作を実現する大容量バッテリを搭載。夜間充電機能を備えるほか、待機電力をゼロにする「ゼロワットACアダプタ」を標準搭載し、パソコンを使っていないときの節電に貢献する。

 「Mate タイプME」と「VersaPro タイプVD」では、高速起動・高速レスポンスを実現する「インテル スマート レスポンス テクノロジー」を選択できる。キャッシュとしてSSDを使用し、HDDの読み込み速度を向上させることで、起動時間を非搭載時と比較して約30%短縮し、ファイルの読み出しも高速化できる。さらに、すべての新製品で、「クイックパワーオン機能」を搭載。独自の処理でパソコンを終了し、次回起動の際、高速起動させることができる。