日本オラクル(遠藤隆雄社長)は、データベースマシン「Oracle Exadata」がケーズホールディングスの基幹系システム統合基盤として稼働を開始したと発表した。

 ケーズホールディングスは、国内に約380店の店舗とネットワークをもつ家電量販店。ビジネスの拡大や店舗数の増加に伴い、基幹系システムが取り扱うデータ量が大幅に増加し、システムに求められる性能が年を追うごとに高いレベルのものになっていた。

 そこで07年、東芝情報機器の協力を受け、5か年中期計画にもとづくシステムの再構築プロジェクトを開始。10年8月に「Oracle Exadata」を基幹系システムの統合基盤として採用し、11年9月に複数基幹系システムの一部稼働を開始した。現在、中期計画にもとづいて、基幹系システムを構成する全システムの統合を進めている。

 新基幹系システムのバッチ処理では、従来、8時間以上を要していた夜間バッチ処理が約1.5時間に短縮するなど、大幅なパフォーマンスの向上を実現。バッチ処理時間の短縮は、万が一のエラー発生時への対応力を高めると同時に、在庫状況を割り出して自動発注するまでの時間を短縮し、発注の柔軟性向上、在庫管理の適正化を支援している。今後は、基幹系システムのバックアップを強化することで、システムのBCP対策を拡充する。