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NEC、グループパワーキャッピングに無償対応したIAサーバー

2012/07/20 14:38

 NEC(遠藤信博社長)は、IAサーバー「Express5800シリーズ」で1Wayエントリサーバーの新製品4モデルを発売した。

 グループ化した複数サーバーに対して、自動的に電力を割り当てる「グループパワーキャッピング機能」に標準対応。従来、個々のサーバーで必要だった設定をグループ(複数のサーバーをまとめたグループ)単位で一括実施することで、運用管理者の業務負荷を軽減する。

 インテル Xeonプロセッサ E3-1200v2製品ファミリを採用し、性能が従来比で約20%向上。構成や負荷に応じたきめ細かな冷却ファンの動的制御を行うNECの独自技術などで、消費電力を最大約35%削減した。

 ファン制御で静音化を実現し、例えば高密度な1Uラックサーバー「Express5800/R110e-1E」では従来比で約10dB削減したささやき声程度の約33dBで、静かなオフィスフロアでの設置に適している。このほか、きょう体内部エアフローの最適化とパーツ選定で、動作環境温度は40°Cに対応した。

 税別価格は、1Wayタワーサーバー「Express5800/GT110e」が7万8800円から、1Wayスリムサーバー「Express5800/GT110e-S」が10万8800円から、1Way水冷スリムサーバー「Express5800/GT110e-S(水冷)」が18万7000円から、1Wayラックサーバー「Express5800/R110e-1E」が18万6000円から。7月26日に出荷を開始する予定。
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外部リンク

NEC=http://jpn.nec.com/

「ExpressPortal」=http://www.nec.co.jp/exp/