日立中国ソリューションズ(荒尾辰之社長)は、ワークフローシステム「Hi-PerBT ウェブ申請」の中核エンジンソフトをITベンダー向けに販売する。

 2006年発売の「Hi-PerBT ウェブ申請」は、ユーザー企業の業種・規模を問わないワークフローシステム。帳票を電子化し、承認・決裁作業を情報システムで行うことで業務を効率化する。紙の申請書とほぼ同じ感覚で閲覧することができ、簡単に操作できるユーザーインターフェース(UI)をもち、パソコンだけでなく、スマートフォンとタブレット端末でも利用できる。帳票サンプルを約50種類用意しているので、導入後すぐに活用することができる。

 日立中国ソリューションズは、「Hi-PerBT ウェブ申請」をパッケージソフトとして販売するだけでなく、「Hi-PerBT ウェブ申請」の中核エンジンを抜き出してITベンダーに販売。ITベンダーは、このエンジンを活用することで「自社のアプリケーションソフトなどに、短期間・低コストでワークフロー機能を組み込むことができる」(営業本部第3営業部の八坂考二氏)。今年7月にサンプルキットの無償提供を開始し、2013年度の早期に正式版を発売する。

 日立中国ソリューションズは、ITベンダーがエンジンを利用しやすくするために、(1)ITベンダーが自社ソフトとワークフローエンジンをバンドル、(2)ITベンダーの自社ソフトにエンジンを組み込む、(3)ITベンダーがエンジンをベースにソフトを開発――という三つの提供方法を用意した。

 日立中国ソリューションズは、「Hi-PerBT ウェブ申請」の特徴と今回のビジネスモデルについて、日立製作所が7月19日と20日に開いたイベント「Hitachi Innovation Forum 2012」内のセミナーで説明。会場はほぼ満席で、参加者の関心を集めていた。(木村剛士)