日商エレクトロニクス(日商エレ、瓦谷晋一社長)は、9月11日、企業向けオンラインストレージサービス「Oxygen Cloud」に、デバイス個体認証機能を追加したと発表した。

 「Oxygen Cloud」は、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなど、マルチデバイスに対応するオンラインストレージサービス。保存するデータはすべて暗号化する。フォルダごとに個別ユーザーのアクセス可否の設定や、書込み制限に対応する。データの保存先は、オンプレミスのストレージシステムとパブリッククラウドストレージをフォルダごとに選択することができる。9月には、保存先のパブリッククラウドに「ニフティクラウドストレージ」を追加した。

 デバイス個体認証は、管理者が承認したデバイスだけアクセスできるようにする機能。同じユーザーのアカウントでも、管理者が承認していないデバイスからは、一切アクセスすることができない。対応OSは、Windows/Mac/iOs/(iPhone/iPad)/Android。「Oxygen Cloud」に標準搭載するので、追加費用はかからない。

 発表会で、事業推進部門マーケティング本部長の佐藤公威執行役員は、「IT部門の目の届かないところで業務ファイルが保存・共有されたりする『シャドーIT』が問題になっている。その対策の一つとして、デバイスの個体認証機能を追加した。セキュリティ機能を強化したことで、『Oxygen Cloud』の販売促進につなげたい」と話した。 

事業推進部門マーケティング本部長の佐藤公威執行役員

 同時に日商エレは、現在はベータ版として提供しているアクセス監査機能を2012年末に正式リリースすると発表した。「誰が、いつ、どのファイルにアクセス、作成、修正、削除したのか」などのログ情報を取得する。(真鍋武)