クリエーションライン(安田忠弘代表取締役)は、10月2日、米オプスコード(ミッチ・ヒルCEO)と業務提携し、米オプスコードが開発したサーバー設定管理ツール「Chef」について、日本でのサービスの提供を開始したと発表した。

 「Chef」は、サーバーやクラウド環境にインストールすることで、クラウドインフラストラクチャを自動的に構築・調整するオープンソースのサーバー設定管理ツール。インフラストラクチャの設計時には、構成情報のベストプラクティスを集めた「Recipe」を活用することで、作業を簡易化する。

 提携でクリエーションラインは、「Chef」の導入支援コンサルティング、有償版のライセンス販売や保守サポート、トレーニングサービスなどを提供する。今後3年間で、「Chef」関連サービスで100億円の売り上げを目指す。

 米OpscodeのヒルCEOは、「『Chef』は、基本的にはオープンソースなので、誰でも手に入れることができる。海外では、エンジニアと開発者がコミュニティを形成し、『Recipe』を共有しているが、最近は日本の企業間でも交流が始まっている。提携を機に『Chef』をより改善し、インフラの自動化のお手伝いをしていきたい」と意欲をみせた。

オプスコードのミッチ・ヒルCEO

 クリエーションラインの安田代表取締役は、「クラウドのインフラストラクチャで重要な要素は、プラットフォーム、構成管理、マネジメントの三つ。これまで、プラットフォームとマネジメントではサービスを提供してきたが、構成管理として『Chef』を追加したことで、クラウド関連の一連のサービスが整った」とした。(真鍋武)

クリエーションラインの安田忠弘代表取締役