日立システムズ(高橋直也社長)は、データセンターやクラウドサービス事業者向けのプラットフォーム事業の強化などを目的に、ソフトウェア会社の米Cumulus Systems Incorporated(Cumulus Systems)を買収したと発表した。

 Cumulus Systemsは、WindowsやUNIX、LinuxなどのOSや、VMwareやHyper-Vなどで構築した仮想環境の性能を分析するツールを開発・販売。インドに開発子会社をもつ。グローバル市場で事業を展開するハードウェアメーカーやシステムインテグレータ向けに性能分析ツールを販売するほか、インドでのオフショア開発で、高い技術力を生かしたソフトウェア開発サービスを提供している。

 日立システムズは、Cumulus Systemsを買収することで、性能分析ツールを活用して、データセンターやクラウドサービス基盤をもつ事業者向けのプラットフォーム事業や、企業向けの仮想化ソリューション事業の提案力を強化する。

 日立システムズは、中期経営計画で2015年度に連結売上高5000億円、海外売上高比率10%の目標を掲げている。買収によってグローバル事業を強化・拡大して目標の達成を目指すとともに、日立システムズのデータセンター運用技術・ネットワーク技術と、Cumulus Systemsの性能分析ツールを生かした新製品・新技術の創出を目指す。