日立システムズ(高橋直也社長)は、美容室やサロン向けのクラウドシステム「Salon's Mate」を発売した。

 顧客管理や、売上管理・分析、販促などの機能を備え、美容室・サロンの運営に必要な業務全般を支援するシステム。例えば顧客管理は、顧客の予約状況や来店サイクル、ダイレクトメールの発行履歴などをきめ細かく管理でき、複数の検索条件から迅速に検索できる。

 新規・リピート顧客数や単価、施術別の売上構成比などを、日別・月別・担当別でリアルタイムで知ることができ、リピート促進や顧客単価アップ、担当者別の成果アップの指標として役立てることができる。

 データの管理やバックアップは高度なセキュリティを施したデータセンターで行い、「Salon's Mate」に関する操作や障害時の問い合わせ、パソコン操作やMicrosoft Office(WordやExcelなど)の操作に関する問い合わせに、専門の資格保持者が対応する。

 これらの基本サービスに加えて、「パソコンや周辺機器の修理やサポートまですべて対応してほしい」という美容室・サロンの要望を受け、日立システムズの全国約300か所のサポート拠点を生かしてパソコンや周辺機器の初期設定や保守を行う「Make IT Simple」もオプションサービスとして提供する。今後は、操作教育や導入コンサルティングなどもオプションに追加し、美容室やサロンが本業に集中できるよう、幅広いサービスを提供していく。

 税別価格は、初期費用が1社あたり3万円から、月額費用がパソコン1台あたり9800円から。日立システムズは、主力事業として強化中のクラウドサービスの一つとして、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」の下、「Salon's Mate」を販売パートナー(ディーラー)を通じて拡販し、17年度末までに累計約4億円の売り上げを目指す。また、日立システムズが運営するオープンクラウドマーケットプレース「MINONARUKI」でも近日中に販売を開始し、トライアルの環境も提供する予定。