ネットワンシステムズ(吉野孝行社長)は、2月4日、東京地区データセンター(DC)の自社の仮想環境を、シスコシステムズとブロケードコミュニケーションズシステムズの最新ネットワーク・ファブリック技術を活用し、全社共通の仮想基盤にリニューアルしたと発表した。

 ネットワンシステムズは、全国各拠点に点在していた物理サーバーを仮想化によってDCに統合・集約し、TCO(総所有コスト)を削減。リニューアルによって、この仮想環境を全社共通の仮想基盤に刷新することで、ICTリソースの最適配置による柔軟性・冗長性・運用効率の向上を実現した。さらに、この設計・構築・運用ノウハウを顧客に提供することで、DC構築事業を加速させる。

 先端技術の構築・運用ノウハウを蓄積するために、DCネットワークとして、Cisco Nexus 7000シリーズ/5000シリーズ/2000シリーズによる「Cisco FabricPath」、Brocade VDX 6700シリーズによる「Brocade VCS Fabric」と、2種類のネットワーク・ファブリックを構成。仮想化ソフトは「VMware vSphere 5」を採用し、サーバーに仮想環境に最適な「Cisco UCS」を、ストレージに「EMC VNX 5700」を使用している。バックアップには、重複除外機能をもつ「EMC DataDomain 640」と「EMC Avamar」を採用する。

 今後、バックアップ用途で使用している大阪地区DCを拡張し、仮想環境を導入することで、Active/Standbyのシステムを構築する予定。将来は、東京地区・大阪地区双方のDCをあたかも一つのものとしてICTリソースを最大限に有効利用する“Active/ActiveなDC”として連携させる。