NEC(遠藤信博社長)は、スマートシティやクラウドサービス分野に関して、中国重慶市と戦略的なパートナーシップを締結することで基本合意に達した。

 重慶市は中国政府が管轄する直轄市で、中西部地区大開発戦略の中心都市として、これまでの工業中心から情報産業への転換を図っている。重慶市とNECは、今回の戦略的なパートナーシップにもとづき、IT人材育成、最先端技術開発、商品・サービス開発、販売展開を中心とするエコシステムを発展させる。将来は、重慶市向けだけでなく、重慶発中国全土、中国発グローバルのサービス開発・提供を実現するために産業振興に取り組む。

 NECは、重慶市の産業振興にICTの技術で貢献するとともに、重慶市をNECの中国戦略の重要な戦略拠点として位置づけ、スマートシティなど、社会を支えるさまざまなクラウドサービスの創造によってビジネスを拡大する。

 今回の基本合意に基づいて、両者は今後、現地法人の設立とクラウドデータセンターの設置、クラウドサービスアプリケーションの開発、クラウド産業育成のための教育機関の設置について検討する。