セイコーエプソン(碓井稔社長)のグループ会社であるSingapore Epson Industrial(SEP、五味俊社長)は、5月8日、高付加価値の表面処理加工事業を拡大するために、中国江蘇省鎮江市に生産・営業の新拠点となるEpson Surface Engineering(ESEZ、Shunong Fang社長)を設立し、受注生産を開始したと発表した。

 SEPは、エプソンの情報画像事業やウオッチ事業の生産拠点としての役割を担っている。そこで確立した高付加価値の表面処理加工工程を1979年に事業化することで外販を開始し、これまで電子機器、半導体、自動車、航空宇宙、医療、石油・ガスなど、多様な産業分野の部品表面処理加工を受託してきた。

 今後も需要・受注が見込まれることから、SEPは表面処理加工事業の生産能力を増強するために5年間で約5億7000万円を投資することを決定し、2011年6月、中国江蘇省鎮江市の表面処理専業の工業区である鎮江環保電鍍専業区に、生産・営業の新拠点となるESEZを設立した。

 SEP同様、最新設備を導入したESEZは、省エネや工業用水リサイクルなどの環境配慮をさらに進めた自社工場で、高付加価値の表面処理加工によって、幅広い産業分野の顧客の事業を支援する。