セイコーエプソン(碓井稔社長)とエプソン販売(平野精一社長)は、3月12日、法人向けプロジェクターの新製品として、イベントホールや大会議室を対象とした「EB-G6000」シリーズ6モデルと、オフィスの会議室や学校の教室を対象とした「EB-4000」シリーズ3モデル、計9モデルを3月29日から順次発売すると発表した。

 エプソン販売の久保厚販売推進本部VP MD部長は、拡販策について「プリンタの販売ルートである事務機ディーラーを通じて販売していく。イベントホールなどを対象とした販売は、他社に比べれば後発で、AV(音響・映像)機器に強いディーラーとのパートナーシップを強化して新規顧客の開拓を図る」との方針を示した。販売台数は、「1年間で5000台の販売を見込んでいる」とした。

久保厚部長

 「EB-G6000」シリーズは、講堂や大会議室、イベントホールなどの常設で必要な設置のしやすさにこだわった。限られたスペースでも大画面で映し出す焦点距離の短いレンズを標準で備えるほか、レンズセンターのデザインや上下左右にレンズがシフトすることで設置の自由度を高めている。3LCD方式で色再現性の高いカラーを高光束で投射する無機素材液晶パネル「C2FINE」は、コンストラスト比5000:1で引き締まった黒を映し出す。

 明るさや解像度によって異なるモデルを用意。ラインアップと実勢価格は、6000lm(ルーメン)モデルは、WUXGA対応の「EB-G6900WU」が110万円前後、「EB-G6750WU」が95万円前後。5200lmでWUXGA対応の「EB-G6550WU」が80万円前後、6500lmでWXGA対応の「EB-G6250W」が80万円前後、5500lmでWXGA対応の「EB-G6050W」が67万円前後、7000lmでXGA対応の「EB-G6350」が65万円前後。 

「EB-G6900WU」の投写映像

 「EB-4000」シリーズも、設置場所の自由度を高め、レンズセンターデザインや上下左右のレンズシフトを採用する。パネルは「C2FINE」。天吊での設置に対応する。ラインアップと実勢価格は、3LCD方式で4500lmのWUXGA対応「EB-4950WU」が65万円前後、4200lmでWXGA対応の「EB-4750W」が43万円前後、5200lmでXGA対応の「EB-4650」が43万円前後。(佐相彰彦)