NTTコミュニケーションズ(NTT Com、有馬彰社長)は、外出先から社内システムへのセキュアな接続を実現する「Bizモバイルコネクト」のスマートフォン向けリモートアクセスサービスで、電話などのアプリ連携機能、Windows 8/RT搭載端末対応、同一IDで複数端末を利用する機能をリリースするとともに、私有端末を企業で安心・安全に利用するためのアクセス制御・管理機能を拡充し、5月16日に提供を開始した。

 NTT Comでは、自社内のBYODでも利用している「Bizモバイルコネクト」で、ユーザーの声を踏まえてBYOD(個人端末の業務利用)に必要な機能を大幅に強化。「Bizモバイルコネクト」で利用する電話などのアプリケーションを、企業の管理者があらかじめ指定することができるようにした。例えば、IP電話アプリ「050 plus for Biz」とあわせて利用する場合、ビジネス利用では、アドレス帳やメール、ウェブブラウザ上にある電話番号のリンクをタップするだけで、自動的に「050 plus for Biz」を起動して利用することができ、プライベート利用では、ふだん利用している電話を利用することができる。

 これまでAndroidやiOSに対応し、マルチキャリア、マルチデバイスでBYODを支えてきたが、新たにWindows RT、Windows Phone 8、Windows 8、Windows 8 Proを追加。機体認証は、これまでの1ユーザーで1台のみ端末登録可能だったが、今回は1ユーザーでスマートフォンやタブレット端末などの複数端末が登録できるようにした。

 ユーザー認証では、現在提供中のワンタイムパスワード(MCOP)認証や機体認証に加えて、新たに不正改造や指定アプリケーション(アンチウイルスソフト、MDMなど)導入の有無を検知し、条件を満たさない私有端末は社内システムに接続できないようにした。

 このほか、リモートアクセスサービス経由で社内システムにアクセスしたIDや接続日時、接続時間、接続先などのアクセスログの収集・閲覧機能を提供。企業の管理者や利用者はサービスの利用状況を時間単位で把握することができるほか、私有端末利用時でも業務時間を管理することができる。

 新機能の利用についての追加料金は不要。NTT Comは、新たにコストをかけることなく、誰もが安心して利用できるBYOD環境の構築を支援する。