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シュナイダー、無線方式の中小規模ビル向けBEMSソリューション

2013/05/21 18:31

 シュナイダーエレクトリック(セルジュ・ゴールデンベルグ社長)は、データ通信の無線方式を採用した中小規模ビル向けエネルギー管理(BEMS)ソリューション「SmartStruxure Lite」を発売した。

 建物の設備改修工事での導入に適したビル設備管理・制御システム。ビル内のどこで、どのくらいの電力が使われているかを見える化し、効率のいいエネルギー使用につなげる。

 配線が不要なので、工事のダウンタイムを短縮。エンドデバイスとの通信方式には「EnOcean」や「ZigBee」などのオープンプロトコルを採用することで、多種多彩な端末への対応を実現した。棟内のレイアウト変更や設備機器の追加にも柔軟に対応する。

 ビルディング事業部の指原洋一バイスプレジデントは「教室や講堂で活用する教育機関のほか、商業施設やホテル、病院など、ターゲットになる市場は広い」として、提案活動に取り組む。(ゼンフ ミシャ)

ビルディング事業部の指原洋一バイスプレジデント
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<いまさら聞けないキーワード>EMS(エネルギーマネジメントシステム)

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