タブロージャパン(浜田俊社長)は、米Tableau SoftwareのBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの最新版「Tableau 8.0」を発売し、日本市場に本格的に参入すると発表した。個人から大規模な法人まで、幅広いユーザーをターゲットに拡販する意向だ。

 ラインアップは、デスクトップ製品の「Desktop Personal Edition」「Desktop Professional Edition」、サーバー製品「Tableau Server」の3製品。Excel、Access、テキストデータの分析ができる「Desktop Personal Edition」は、約10万円で導入できる。一方、「Desktop Professional Edition」は、「Personal」の機能に加え、「Google Analytics」やセールスフォース・ドットコムなどのデータベースとも接続して分析ができる専門職向けの製品。価格は約20万円から。「Tableau Server」は個別見積もりとなる。

 「Tableau 8.0」は、ビジュアル分析機能を強化し、ツリーマップビューなどの新しいビューによって、パターンと例外を容易に把握できるようになったほか、ウェブブラウザ上でのビジュアル分析を実現。さらにタブレット端末にも対応し、移動中でもデータ分析ができるようになった。また、Javascript API、Data Extract APIによって、大企業のユーザーは容易に既存システムに「Tableau 8.0」を統合して、データ分析に活用することができる。

 タブロージャパンは日本市場への本格参入にあたって、5月28日、記者発表会を開き、経緯や今後の戦略を説明した。米Tableau Software社のJ・Y・プーク アジア太平洋地域営業担当副社長は、「日本のBI市場はアジア太平洋地域で最大。最近、安倍総理がビッグデータの活用、分析を大きなビジネスにしようという規制緩和の動きを発表したこともあって、日本からのデマンドや関心が非常に高いと確信し、大きな投資をすることにした」と国内BI市場のポテンシャルの大きさを強調した。

J・Y・プーク 米Tableau Software社アジア太平洋地域営業担当副社長

 また、タブロージャパンの浜田俊社長は販売戦略について、「基本的には、パートナー販売の間接販売モデル。現在4社ほどが手を上げてくれている。ただし、既存ベンダーのように、パートナーと協業したハイタッチ営業はやらない。14日間の無料トライアルを電話などでサポートし、クロージングまでもっていきたい」と説明した。(本多和幸)

タブロージャパンの浜田俊社長