日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)は、7月2日、マイクロソフトのERP(統合基幹業務システム)「Microsoft Dynamics AX」とCRM「Microsoft Dynamics CRM」の業種テンプレートを日系企業向けに最適化し、今年11月から順次、日本やアジアで提供を始めると発表した。

 日立ソリューションズの米国法人は、パッケージベンダー26社と協業して業種向けソリューションを体系化し、4月から米国と欧州で提供している。また日本本社でも、日本固有の商習慣に対応した自動車部品メーカー向けシステムなどを開発してきた実績がある。

 こうした実績をもとに、ユーザー企業のグローバルでのシステム導入を円滑に実現するため、欧米で展開する業種向けソリューションを日系企業向けに最適化し、業種テンプレートなどのラインアップを拡充する。

 ユーザー企業は、グローバルスタンダードの商習慣への対応や、グローバルでのシステム統合に加え、個別の開発量の低減などよって「短納期で低コストにシステムを導入することが可能になる」(米国法人のMike Gillis COO)という。

米国法人のMike Gillis COO

 日立ソリューションズグループでは、北米や欧州、日本、中国、インドの約340人のコンサルタント/技術者を動員し、均質で高品質のサービスをグローバル規模に展開することで、2015年度にMicrosoft Dynamics事業のグローバル売上高200億円を目指す。