IDC Japan(竹内正人代表取締役)は、日本に本社を置くユーザー企業の海外ITサービス支出予測を発表した。2012年の支出実績は54億900万ドルと推定。2013年以降も中国などアジアを中心に増え続け、2017年には69億6400万ドルまで増加すると予測し、この間の年間平均成長率(CAGR)を5.2%と試算した。

 2012年の日本企業の海外ITサービス支出額のうち、アジアが占める割合は53.0%だったのに対し、2017年には57.7%にまで拡大すると予測している。IDC Japanでは、海外ITサービス支出が増える一方で、課題も指摘。つまり、「ITガバナンスが問題になる」とみている。

 IDC Japanの寄藤幸治・ITサービス/コミュニケーションズグループディレクターは「海外進出する企業は、グローバルなITガバナンスへの意識を強くもち続ける必要がある」としている。