IDC Japan(竹内正人代表取締役)は、8月9日、主要ITサービスベンダーの新興国市場向け事業戦略に関する調査を実施し、その結果を発表した。

 調査では、多くのITサービスベンダーが、新興国市場でのビジネス拡大を成長戦略に含め、事業拠点やデータセンターの設立などで、体制を強化していることが分かった。なかでも、中国に進出するITサービス企業が増えていることも明らかになった。南米、アフリカなど、中国以外の新興国市場についても、大企業を中心に、今後の展開に高い意欲がうかがえる。

 IDC Japanの武井晶子ITサービスマーケットアナリストは、「今後、新興国市場で、ITサービスベンダーによるM&Aやアライアンスが活発化する。ベンダーは自社がターゲットとする顧客と、その顧客が求めるものを明確にしたうえで、最適なM&Aやアライアンスを判断していく必要がある」と語っている。(木村剛士)

国内ユーザー企業(正社員1000名以上)の海外展開状況