東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、石田壽典社長)は、企業間や組織間のコラボレーションをサポートするクラウドサービス「Business b-ridge」の新たな個別業務アプリケーションとして、「チームマネジメント」と「サービスデスク」の提供を開始した。

 「Business b-ridge」は、製造業などに、グループ会社やサプライヤーとの連携やプロジェクト単位で複数社にまたがる関係者間のコミュニケーションなどを支援する「協働ワーク環境」を提供。クラウド環境に「Microsoft Windows Azure」を採用しているSaaSサービスだ。部門や企業の枠を越えたビジネス・コラボレーションを実現する。表計算ソフトのようなUIを採用し、プログラムレスで入力フォームなどをカスタマイズできる使い勝手のよさも売りとしている。

 今回、「Business b-ridge」上で利用できる業務アプリケーションのラインアップに追加された「チームマネジメント」は、複数企業の協働プロジェクトなどで効果を発揮する。会議運営や課題管理、プロジェクトの進捗管理、工数計画、文書管理を連動させ、関係者の日常業務を可視化する。社内コミュニケーションと社外コミュニケーションを分離して表示できるので、効率的な企業間連携が可能となる。B-EN-Gの担当者は、「課題管理ができるところが従来のプロジェクト管理ソフトとは違う」と、製品の仕上がりに自信をみせる。

 一方、「サービスデスク」は、導入企業のサービスデスクとサプライヤーなどの間で情報を共有し、サービスデスク業務の正確性と効率の向上を支援する。問い合わせ業務の履歴などをデータとして蓄積し、ナレッジ化するとともに、トレンド分析も行うことができる。「チームマネジメント」と共通して、業務の現状を可視化できるのがポイントだ。

 なお、「Business b-ridge」の業務アプリケーションとしては、このほか販売者と製造者間の納期調整や書類授受、製造実績報告などの業務をサポートする「サプライチェーンコラボレーション」、苦情受付、原因調査、回答、対策案作成までの一連の品質保証業務で、組織横断のコミュニケーションを実現する「品質保証コラボレーション」の二つをすでにリリースしている。いずれも、オンプレミスで同じ機能を提供するアプリケーションと比べると、10分の1程度の価格と納期で導入できるという。(本多和幸)