東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、石田壽典社長)は、製造・流通業向けERPパッケージ製品である「MCFrame XA」の最新版「MCFrame XA 6.3.1」をリリースした。新たに、連結原価管理モジュール「MCFrame XA 経営管理」、BI(ビジネスインテリジェンス)ソリューション「MCFrame BI」、スマートデバイスを操作端末として使うためのソリューション「MCFrame for iPad/iPhone」などをラインアップに追加した。

川村将夫
営業本部
マーケティング
アライアンス部
部長
 「MCFrame XA 経営管理」は、B-EN-Gが連結会計システムのディーバと共同開発した製品。B-EN-Gの原価管理ノウハウと、ディーバの連結経営管理ノウハウの相乗効果を狙ったものだ。子会社や委託先も含めて、グローバルに広がる複数の製造拠点における原価情報を、製品単位で統合的に収集して「見える化」する。これにより、価格戦略や調達戦略の改善、拠点の最適配置などを強力に支援し、全体最適にもとづいた収益管理を実現する。

 こうした機能は、従来、BI(ビジネスインテリジェンス)製品などを基盤としてオーダーメードで提供されていたが、パッケージ製品である「MCFrame XA 経営管理」は、短納期、低コストでの導入が可能な製品だ。

 川村将夫・営業本部マーケティングアライアンス部部長は販売目標について、「ディーバとも新たに『MCFrame』のビジネスパートナー契約を結び、販路を拡大しており、今年度は10社のユーザー企業獲得を目指す」という。

岡村顕
商品開発本部
商品開発1部
部長
 一方、「MCFrame BI」は、ウイングアークのBIソリューション「Dr.Sum EA」と、情報活用ダッシュボード「MotionBoard」をバンドルして、「MCFrame XA」との連携インターフェース「MCFrame XA BI Link」と専用の主要業務評価指標テンプレートも合わせて提供する。ERPのデータを容易に分析・加工して意思決定に活用できることが特徴だ。

 また、「MCFrame for iPad/iPhone」は、「MCFrame XA」の操作端末としてiPadやiPhoneを活用するためのソリューションだ。岡村顕・商品開発本部商品開発1部部長は、「現場担当者がハンディターミナルの代替として、実績データの即時入力に利用できるほか、管理者や現場責任者は、計画立案の補助ツールとして使うこともできる」と説明。マニュアルや図面・仕様書、作業手順などを画像や動画で記録することで、現場でのナレッジ共有にも役立つとしている。(本多和幸)