ソフトバンク・テクノロジー(SBT、阿多親市社長CEO)は、ニトリ(似鳥昭雄社長)にOffice 365を納入したと発表した。これによって、ニトリは分散する複数のツールをOffice 365に集約し、業務の効率化と運用コストの削減を実現。効率のいいコミュニケーション環境を整備し、グローバル展開を支える情報共有基盤を確立した。

 ニトリは、ホームファニチャー、ホームファッションの販売を通じて「欧米並みの住まいの豊かさの提供」を推進してきた。ローコスト開発と競合他社との差異化という相反するニーズを追求するニトリは、変化の激しいグローバル市場に対応しながら、継続的なイノベーションを起こし続けていくために、本部機能の効率化を強く意識。生産性向上の一環として、2012年来利用し続けてきた社内の情報基盤刷新を決断した。

 これに対してSBTは、Office 365(Exchange Online、SharePoint Online、Lync Online)と導入支援サービスを提案。その結果、1万7000ユーザーという規模に対応し、既存システムの機能を一つに集約できること、グローバルで展開しているサービスであること、情報システム部門の手をかけず、現場部門自身が業務改善を推進していくことができるツールであることが評価され、納入に至った。

 またニトリは、「Share Point Onlineをどれだけ活用できるか」を導入効果を最大化するキーポイントとして捉えていた。SBTは、大企業への導入・運用の実績と豊富なノウハウをもち、導入から将来の発展に至るまでトータルなサポートが期待できることが評価された。

 さらに、独自のアクセス制御・シングルサインオンソリューション「Online Service Gate」によって、標準機能では実現の難しいセキュリティの課題を解決できること、ネットワークインフラに関する対応が可能なこと、細かなトランスポートルールの設定、海外も含めたグループ会社のサポートができることなど、きめ細やかな対応が評価された。

 Office 365が導入されてから現在まで、ニトリはこのツールを活用して継続して改善を行い、課題であった「個別最適化の進行」「既存システムの海外展開」「社内の改修要望への早い対応」などをほぼ解決できる見込みだ。