ニュース

味の素 ASEANで富士通のDCを活用 グローバルでの事業継続性を強化

2014/04/25 18:45

 富士通(山本正已社長)は、4月25日、味の素(伊藤雅俊社長)のASEAN4か国の基幹システムを、富士通がシンガポールのデータセンター(DC)で提供しているクラウド基盤「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted LCP(Private Hosted LCP)」に移行し、運用を開始したと発表した。

 「Private Hosted LCP」は、VMwareベースで構築した仮想インフラを、富士通のDCから提供するクラウドサービス。味の素は、従来設置していた日本のDCから自然災害リスクの低いシンガポールのクラウド環境へ基幹システムを移行することで、グローバルでの事業継続性を強化した。また、移行にあわせて、シンガポールに英語対応のサービスデスクを開設し、主な運用をASEAN内で完結する体制を構築。エンドユーザーへのサポート品質の向上を図っている。
  • 1

関連記事

富士通と富士通マーケティング、クラウドのマーケットプレイスを開設

富士通FIP 首都圏最大規模のDC 安全、エコ、運用にこだわり

大手ITベンダーの第2四半期決算 際立つハードビジネスの不安定さ SIerは水面下で収益構造を変革

富士通、ディスクストレージシステムの新モデルとストレージ基盤ソフト

外部リンク

富士通=http://pr.fujitsu.com/jp/