東芝ソリューショングループで保守サービスを担当する東芝ITサービスは、6月5日、東京で「CSコンテスト」を開催した。保守サービスの技量や顧客満足度を高めるコミュニケーション能力を競うコンテストで、今年が8回目。北海道から九州・沖縄地区まで、全国およそ100か所の拠点から選抜された32人の精鋭が、7競技で技を競った。

 今年のテーマは「さあ見せよう! お客さまの未来を支える現場力、シーズを生かしたITO提案」。現場の保守業務を通じて、顧客には今何が必要なのか、今後どのようなニーズが生まれるのかを予測しながら、新しいIT商材の提案を積極的に行うものだ。

東芝ITサービスの櫻井俊郎取締役

 大会委員長を務めた東芝ITサービスの櫻井俊郎取締役は、開催の狙いを「従来のIT機器メインの保守サービスから、社会インフラやヘルスケア、エネルギーなどへと、保守サービスの対象はどんどん広がっている」として、東芝グループが手がける商材を幅広くカバーし、さらに顧客満足度を高めるコミュニケーション力や提案力を高めることだとした。

写真左から星彰徳さん、小林和未さん

 競技は「ネットワーク」「IAサーバー」「UNIXサーバー」「ATM(入金機)」「システム運用」「営業」「ヘルプデスク」の7部門。北海道の北見サービスステーションからATM(入金機)部門の競技に参加した星彰徳さんは、「同世代の同僚の技量を直接見たり、話したりできて、多くの刺激を得た」と、大会の意義を実感。2012年入社の最年少参加者、ヘルプデスクを担当する小林和未さんは、「ユーザーのIT習熟度によって話し方を変えるなどの技量が求められる」と、電話応対の難しさを話してくれた。 
 

写真左から島裕昭さん、副島健嗣さん

 関西から営業部門に参加した島裕昭さんは、「お客様に扮した先輩方から、課題やシーズ、システムの導入計画を聞き出す能力を試され、緊張の連続だった」と感想を述べた。また、運用部門に参加した副島健嗣さんは、「今回から社内ソーシャルメディアと連携しての開催で、競技中、リアルタイムで次から次へと応援メッセージが送られてきて大いに盛り上がり、励みになった」と話し、競技を通じて技量の向上だけでなく、社内の連帯感も強まったことがうかがえた。(安藤章司)