日立システムズ(高橋直也社長)とCLIMB Factory(馬渕浩幸代表取締役)は、8月7日、日本ラグビーフットボール協会(日本ラグビー協会、森喜朗会長)の協力を得て、女子セブンズ(7人制ラグビー)の日本代表候補選手たちが参加する女子セブンズシニアアカデミーの選手・スタッフ約30人を対象に、ウェアラブル端末(リストバンド型)とクラウドシステムを活用したコンディショニング管理支援システムの実証実験を開始したと発表した。

 実証実験は、日本ラグビー協会が進める女子セブンズの強化活動のなかで、ふだんはそれぞれのチームや会社で活動している選手のコンディショニング状況を適切に把握し、コンディションに応じた選手の練習プランやスケジュールの策定、アドバイスなどをより効果的に強化につなげるために行うもの。リストバンド型端末(ライフレコーダー)で日々の運動や睡眠・休息を含む生活データを取得し、デジタル化・可視化する日立システムズのライフログクラウドサービスと、CLIMB Factoryが得意とするアスリートの体調管理に関するクラウドシステムを組み合わせ、先進的なコンディショニング管理支援システムを構築する。

 このシステムによって、選手本人が感じている自分の体調についての主観的な情報と、ライフレコーダーや体組成計などで取得する客観的な情報を統合してデータベースに蓄積し、体調管理やコーチ・トレーナーが指導する際の状態把握ができる。

 現在、女子セブンズ日本代表は、9月のIRB(国際ラグビー評議会)女子セブンズワールドシリーズコアチーム昇格決定大会と、9月から行われるアジア競技大会(韓国)を目指して強化中。コンディショニング管理支援システムの実証は、大会に向けた強化の一環にもなっている。

 日立システムズとCLIMB Factoryは、12月31日までの実証実験を通じて、女子セブンズシニアアカデミー、さらには女子セブンズ日本代表のチーム強化に貢献するとともに、実証実験の結果を踏まえ、他の競技団体への展開や、その他スポーツ関連のマーケットを開拓していく。