NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)の中国現地法人、日軟信息科技(上海、井上敦由総経理)は、NDESと中国ITベンダーの北京数碼大方科技(CAXA)と共同で製造業向けの金型構造設計ソフト「MOLD」(仮称)を開発した。年内に提供を開始する予定だ。

 2002年8月に設立された日軟信息科技(上海)は、資本金20万USドルで、約20人の従業員を抱える。売り上げのうち、日本向けオフショア開発は60%で、中国現地向けビジネスは40%。現地ビジネスでの主力製品はNDESのCAD/CAMソフト「Space-E」シリーズで、これまで約100社への納入実績がある。

 顧客の80%は日系企業だが、井上敦由総経理は「今後はローカル市場の開拓にも力を入れる」として、中国地場の企業に向けて、2004年からの戦略パートナー、CAXAと協力して「MOLD」を開発した。

 CAXAは、地場の大手CAD/CAM/PLMソリューションプロバイダ。中国国内に約35の営業拠点をもち、国営企業にも顧客基盤を有する。「MOLD」は、主にCAXAを通してローカル企業に販売し、日軟信息科技(上海)は導入を支援する。(上海支局 真鍋武)

井上敦由総経理