ディー・ワークス(泉大五郎代表取締役)は、「Google Apps」の共有連絡先機能を利用して、顧客とのコンタクト情報を一元管理するツール「ConnectBass(コネクトバス)」の提供を開始した。当面は、数人~50人規模の企業や部署をターゲットにして、Google Appsの全ユーザーの1%を目標に拡販を図る。また、コネクトバスの販売パートナーも募集中だ。

泉大五郎
代表取締役
 コネクトバスは、顧客の問い合わせ情報やその対応ステータス、そして顧客の連絡先情報を、Google Appsとの連携によって一元管理できるようにしたツールだ。顧客からの問い合わせ内容履歴やその対応履歴はコネクトバスに保存されるが、問い合わせがあった顧客の連絡先情報は自動的にGmailのアドレス帳に追加され、関係者間で共有できるようになる。

 Google Appsには、ディレクトリの設定を変更して連絡先を共有する機能はあるが、エンドユーザーの情報共有のためのインターフェースは用意されていない。そこで、コネクトバスでは、管理画面からエンドユーザーそれぞれが共有連絡先に連絡先情報を追加し、編集や削除ができるインターフェースを提供している。これに、コネクトバス自体に保存した各種履歴を紐づけて一元管理することで、顧客とのコミュニケーション向上を支援する。

 泉代表取締役は、コネクトバスを開発した背景について、「Google Appsは、グローバルで膨大な顧客基盤をもっているが、グループウェア単体での利用がほとんどで、多くのユーザーは連絡先を共有できることさえ知らないのが実態。実は、強固なセキュリティをもつGoogle Appsは個人情報の保管にも最適で、連絡先共有機能を利用すれば、CRMのようなソリューションを安価に提供できる。商談管理などのSFA機能までは必要ないが、顧客とのコンタクト管理ができるツールを手軽に導入したいというニーズはあると考えている」と話す。

 利用料金は、月額で3ユーザー5000円から。販売パートナー数などの目標は設定していないが、「非常に安価で、エンドユーザーにもメリットが大きいツール。Google Appsの拡張ソリューションとしてのポテンシャルを理解し、一緒に市場を開拓してくれるベンダーと協業したい」(泉代表取締役)としている。(本多和幸)