アズビル(曽禰寛純社長)は、海外の大型複合施設向けに統合型ビルディングマネジメントシステム「savic-net for Integrated Building Management Systems(savic-net for IBMS)」を開発し、10月1日に販売を開始する。

 「savic-net for IBMS」は、日常の設備機器の点検や修繕、トラブル対応の履歴を管理する「設備保全管理統合機能」や、設備機器の稼働状況に応じたメンテナンス・更新計画作成を支援する「稼動実績管理機能」、建物のエネルギーの消費傾向を可視化する「エネルギー管理」、テナントの水道光熱費請求業務をサポートする「テナントサービス機能」などを搭載。設備管理業務の負荷を軽減しながら管理品質を高め、大規模施設の安全と利便性の向上、省エネルギーの推進に寄与する。

 他社の管理システムを含む多様な設備管理システムとの接続を容易にするために、BACnet、Modbus、OPCなどの国際標準通信プロトコルに対応した。

 シンガポールやインドネシアなどのアジア地域や、アラブ首長国連邦など中東地域にある現地法人の販路を活用し、各国のランドマークとなる大型複合施設や高層ビル向けに販売していく。今後3年間で60件、65億円の受注を目指す。