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IAITAM、日本初の「IAITAM ACE JAPAN 2014」を開催、IT資産管理の重要性をアピール

2014/09/26 18:50

 国際IT資産管理者協会(IAITAM)日本支部(武内烈支部長)は、9月24日、IT資産に特化したカンファレンス「IAITAM ACE JAPAN 2014」を東京・品川で開催した。日本での開催は今回が初めて。

 カンファレンスの冒頭、IAITAM日本支部の武内支部長が登壇。「IT資産管理というと、テクノロジーの観点から考えがち。システムだけでなく、企業として、どのような方向に進みたいのかを見据えて、IT資産管理を実施すべき」と指摘した。

 企業の多くが社内システムのサイロ化という問題を抱えていることに関して、「それぞれのシステムは独立しているわけではなく、連携している。各システムを『一本の木』として捉えるのではなく、連携したシステムを『森」として捉えて、統合された一つの管理システムにすることが重要」とした。

IAITAM日本支部の武内烈支部長

 あらた監査法人の岸泰弘システム・プロセス・アシュアランス部パートナーが、「企業を取り巻くIT環境のパラダイムシフトとIT資産管理」と題して基調講演。特別講演は、日本マイクロソフトの西脇資哲・業務執行役員が「クラウド時代に最適化した<IT資産の運用管理>とは」をテーマに、現在の企業を取り巻くクラウド環境とそれらをどのように管理していくのが望ましいかについて説明した。このほか、スポンサー企業によるセッションなどが設けられた。(佐相彰彦)
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外部リンク

国際IT資産管理者協会日本支部=http://iaitam.jp/