伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、菊地哲社長)は、米Facebookなどが推進するデータセンター(DC)の標準化団体「Open Compute Project(OCP)」に準拠した「Open Cloud Package」の販売を、2015年1月に開始する。

 「Open Cloud Package」は、OCP準拠のハードウェアを活用して、クラウド基盤ソフトウェア「OpenStack」などのオープンソースソフトウェア(OSS)を組み合わせたパッケージとして提供するITインフラ。CTCが事前に動作検証することで、ユーザーのリスクを軽減する。

OCP Foundationのバイスプレジデント・チャネル担当を務めるSteve Helvie氏

 発表会で、「Open Compute Project」の運営母体であるOCP Foundationのバイスプレジデント・チャネル担当、Steve Helvie氏は、「OCPは、オープンで標準的な技術を採用しているのが特徴」と話し、「クラウドやビッグデータ、モバイル、ソーシャルといった柔軟にシステムを拡張していかなければならない領域に適している」とアピールした。

 「Open Cloud Package」の最小構成の価格は、1500万円から。CTCは、向こう3年間で50社程度への販売を目指す。来年3月には、パブリッククラウドとの連携や、コンテナ型仮想化「Docker」環境への対応などを予定している。(安藤章司)