アイティフォー(東川清社長)は、12月11日、山梨県の食品スーパー・いちやまマート(三科雅嗣社長)の全12店舗から、既存ネットワークを活用した店舗BGM&CM配信サービス「Arrow Sounds」を受注したと発表した。今年11月にオープンした新店舗で稼働を開始し、来年8月までに全店での稼働を予定している。

 いちやまマートが現在利用している衛星方式の店舗BGM配信サービスは、パラボラアンテナで衛星の電波を受信する方式で、降雪や豪雨など、悪天候の際には配信が途切れるという現象が発生していた。しかし、解決策である光回線は別途契約する必要があるなど、高額の費用を要することが新たな問題となっていた。

「Arrow Sounds」は、いちやまマートがPOSなどで利用中の既存ネットワークをインフラとして活用するサービスで、悪天候でも安定した配信を実現。また、新たなインフラ構築費用も不要で、月々の配信コストを約50%削減する。

いちやまマートは、削減コストを原資として、おすすめ商品の紹介や催事企画と連動するきめ細かい内容のCM放送を検討。また、1年52週のそれぞれで重点商品を設定して販促活動を行う「52週MD」に対応したCM戦略も構築できるようになったな。

アイティフォーは、今後、年間30社/3000店のペースで「Arrow Sounds」の受注を目指す。