パナソニックのアジア・太平洋地域の統括会社、パナソニック アジアパシフィック(PA、北川潤一郎代表)は、1月5日、シンガポールのITソリューションベンダー、RFNET TECHNOLOGIES(RFNET、Lee Chyan代表)を買収すると発表した。

 出資によって、パナソニックのRFNETに対する持株比率は51.9%となり、RFNETはパナソニックグループ企業となる。出資は、パナソニック社内カンパニーのAVCネットワークス社(AVC社)傘下のインフラシステム事業部(ISBD)が、AVC社経由でPAへ預託するかたちで行う。出資完了は1月中旬の予定。

 RFNETは、シンガポールに本社を置き、マレーシアやタイなどのアジア地域で公共分野や屋外向け業務用Wi-Fiネットワークソリューションに関する機器開発、システム設計、カスタマイズ事業を手がけるベンダー。交通や教育分野に向けた機器サプライやODM、SI(システム・インテグレーション)、無線設計コンサルティングに強みをもつ。

 ISBDは、アジアを中心とした新興国市場で、業務用無線通信システム、ITS(高度道路交通システム)、自営無線の三つのソリューション事業を重点的に展開することを目指している。RFNETの買収によって、まずは業務用無線通信システム事業で現地のニーズに適した商品開発力を獲得してラインアップを強化し、現地の顧客に密着したSIerとしての体制とバリューチェーンの構築を推進する。