富士通(中国)信息系統(FCH、梶山正樹CEO)は、1月21日、米国発のカジュアル・ワークウェアブランド「ディッキーズ」のアジア展開を手がけるWilliamson-Dickie Apparel Trading((Shanghai)(平山真也代表)の中国販売拠点向けに、富士通の物販小売業向け販売管理・在庫管理システム「Pastel Plus」を納入したと発表した。

 「Pastel Plus」は、在庫不足・在庫過多になりそうな商品を自動で抽出して、店舗ごとに適正な陳列商品の数量や値下げ価格をシミュレーションする機能を備える。ユーザーは、商品の店舗間移動や売価変更の指示をタイムリーに行うことで、販売機会の損失や欠品、売れ残りを防止できる。販売実績情報にもとづく多角的な分析機能も搭載し、次期販売計画の立案や、売上不振店の原因追求、店舗ごとの品揃え強化に活用できる。

 納入に合わせて中国語(簡体字)に対応し、日本語との言語切替え機能を追加した。中国人・日本人のスタッフが同一システムを利用することで、業務フローの統一や店舗オペレーションの把握、店舗運営のガバナンスを向上できる。さらに、中国の通貨や税制への適応のほか、預り金確認後の出荷(キャッシュオンデリバリ)を重視する中国の商慣習や各種法規制にも対応した。中国の会計ソフト「用友」や既存の周辺システムと連携するインターフェース、CSV取込み機能も強化している。

 Williamson-Dickie Apparel Trading (Shanghai)では、すでに中国国内の13店舗でシステムの稼働を開始し、今後は全店舗に順次展開する予定。システム活用によって販売機会の損失を防ぐとともに、多角的分析による販売計画を立案し、売り上げの増大を目指す。