NTTコミュニケーションズ(NTT Com、有馬彰社長)が、インドでの事業を拡大する。日系・外資系企業の投資が増えているインド・グジャラート州アーメダバードに、現地法人NTT Communications India(NTTコムインディア)の支店を開設。さらに、インド国内でのネットワークサービスの提供に必要な通信ライセンスを取得するために、NTTコムインディアの子会社を設立する。

NTT Comグループのインドでの事業展開

 グジャラート州は、デリー・ムンバイ間の貨物専用鉄道敷設を通じて一大産業地域の形成を目指す「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)」の中央部に位置する。電力・水などのインフラ整備も進んでおり、今後、中近東・アフリカ・ヨーロッパへの輸出拠点として企業の進出が期待されている。支店は6月に営業を開始し、ICTソリューションを提供していく。グルガオン(デリー)、ニムラナ、ムンバイ、チェンナイ、バンガロールに続くNTTコムインディアのインド国内6か所目の拠点となる。

 通信ライセンス取得を目的としたNTTコムインディアの子会社NTT Communications India Network Services(仮称)は、5月にデリーに設立する。ライセンス取得後は、ユーザー企業の営業・製造拠点やクラウド・データセンター(DC)間を結ぶIP-VPNなどのプライベートネットワークサービスを、2015年度(16年3月期)第3四半期に開始する予定。これによって、NTT Comグループは、インドでネットワーク、DCサービス、各種クラウドサービス、システム構築などのICTソリューションをエンド-エンドで一元提供できるようになる。