野村総合研究所(NRI、嶋本正社長)は、インドネシアでコンサルティング事業に乗り出す。このほど、ジャカルタに本社を置く専門会社、Skha Indonesiaとリサーチ・コンサルティング分野で協業することに合意した。手を組むことによって、インドネシア進出が盛んな日本企業を中心として、ASEAN戦略の策定や投資分野に関するコンサルティングサービスを提供する。

 NRIは、タイ、シンガポール、フィリピンにすでにコンサルティング拠点をもっており、今回加わるインドネシアは、ASEANで4か国目になる。NRIは、Skhaが築いているインドネシアの政府機関や大学、現地企業との関係を生かし、インドネシアの法制度や規制などを把握する。このように、現地の状況についての情報を提供できることを強みにして、ユーザー企業の獲得に動く。

 インドネシアは、経済の成長に歩調を合わせて、製造や金融、エネルギーなどさまざまな分野で日本企業の進出が活発になっている。NRIは、これらの企業を顧客として開拓することで、コンサルティング事業を伸ばそうとしている。(ゼンフ ミシャ)