日立製作所(東原敏昭社長兼COO)は、4月28日、ディスクアレイシステム「Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)」のミッドレンジモデル5機種「VSP G800」、「VSP G600」、「VSP G400」、「VSP G200」、「VSP G100」を発売すると発表した。

Hitachi Virtual Storage Platform G800

 新製品は、昨年4月に発売したハイエンド向けディスクアレイシステム「VSP G1000」の高機能、高信頼を実現するストレージ基本ソフトウェアを搭載し、VSP G1000で提供する日立独自の先進的な仮想化機能などを利用可能とすることで、ハイエンドクラスの高い拡張性や運用性を中小規模システムにも適用可能とするストレージシステム。加えて、データのアクセス頻度に応じたフラッシュ媒体の効率的な利用を可能とする新技術を搭載し、市場環境などの変化にも迅速に対応する。

 新モデルは、ストレージ基本ソフトウェア「Hitachi Storage Virtualization Operating System(SVOS)」を搭載し、VSP G1000で提供する先進的な仮想化機能などを、ミッドレンジクラスでも利用可能とすることで、高い拡張性や運用性を実現した。ハイエンドからミッドレンジまでの全モデルに同一のストレージ基本ソフトウェアを搭載したことで、運用や管理方法を変更することなく、容易に上位機種へアップグレードすることが可能となる。

 これにより、新規ビジネスの立ち上げ時は下位機種を導入して初期投資を抑えつつ、ビジネスの成長にあわせ、迅速・容易にシステムの規模拡張や処理性能の強化を図ることができる。

 また今回新たに、アクセスが集中しているデータを、高速なデータアクセスが可能なフラッシュ媒体へ即座に移動できる新技術「active flash」を搭載した。データのアクセス頻度に応じて、データを自動的に最適配置するため、詳細なシステム設計の必要がなく、データ量の増加にあわせてフラッシュ媒体を容易に追加できるほか、市場環境の変化などにより生じる予測困難なアクセス頻度の変動にも迅速に対応する。

 税別価格は、VSP G800が2429万4000円から、VSP G600が1158万4000円から、VSP G400が896万4000円から、VSP G200が430万円から、VSP G100が165万6000円から。出荷開始は、VSP G800が8月17日、その他モデルは4月28日。

 同社では、ハイエンド向けモデルVSP G1000と、今回追加したミッドレンジ向けモデルなど豊富にラインアップを取り揃え、多様な顧客ニーズに対応する。今後も、拡張性や運用性に優れたストレージソリューションの開発、強化を進め、ストレージソリューションのグローバル展開を加速していく。