ニュース

日立、エンタープライズディスクアレイシステムで世界最高の処理速度を達成

2013/08/01 18:34

 日立製作所(日立、中西宏明社長)は、7月31日、Storage Performance Council(SPC)のベンチマークテストであるSPC Benchmark-1で、エンタープライズディスクアレイシステム「Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)」のデータ入出力の処理速度で世界最高性能を達成したと発表した。

 高速データ処理の独自のフラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash(HAF)」と、フラッシュ媒体の性能を最大限に引き出すデータ処理高速化ソフトウェア「Flash acceleration」を搭載した「VSP」によって、エンタープライズディスクアレイ製品として世界最高の1秒あたりデータ入出量処理速度602,019.47SPC-1 IOPS1を達成した。また、入出力データを処理する際の1秒間あたりの価格性能値でも、これまでの値から65%向上した$2.86/SPC-1 IOPS1を達成した。

 世界最高性能を達成した「VSP」は、容量あたりの導入コストにすぐれた「HAF」と、「HAF」の性能を最大限に引き出す「Flash acceleration」の組み合わせ、さらには最新の仮想化機能によって、データ処理の高速化とTCOの削減を同時に実現する。
  • 1

関連記事

BSP、帳票基盤ツールに日立の帳票ミドルウェアとの連携オプションを搭載

日立、PCサーバー「HA8000シリーズ」から最新のインテルプロセッサを搭載した新製品

日立製作所、ユニファイドストレージ向けのフラッシュモジュール

日立、製品・サービスを紹介する「Hitachi Platform Solutions World 2013」を開催

日立製作所、中小規模サーバー仮想化環境構築向けの統合プラットフォーム

外部リンク

日立製作所=http://www.hitachi.co.jp/